皆さん、こんにちは、こんばんは。
福岡在住で怪談収集をしております、オオタケと申します。
11/9~10に東京町田のネイチャーファクトリー町田で行われた「怪談ガタリー presents こわキャン△~大人の林怪学校~」というイベントに出演者として参加してきました!
大充実で盛り沢山だったこちらのイベントのイベントレポートをしていこうと思います。
11月9日(土) 天気快晴
前日に橋本のホテルに前乗りし、朝市営バスに乗り込みます。
ガラガラの車内で今から始まる林怪学校に思いを馳せます。
今回は「大人の林怪学校」ということで、あの頃みんなが体験した林間学校を、怪談全振りで楽しもうというめちゃくちゃ楽しそうな企画。
とにかく胸が躍りますね!
バスが途中の相原駅前に到着すると、沢山の人たちが乗り込んでくる。
すると、おや——
「ばっさー、おはよ~」
「あ! おはようございます!」
佐伯つばさくんが乗り込んできました。
続けて——
「おはようございます~!」
響さんだー!
三人同じバスに揺られ会場へ。
途中にある法政大学で一気に乗客が下車し、バスには我々三人だけ。
座席を移動して三人前後に並んでシートに座ります。
「今日何時に起きました?」
「昨日あのイベントどうでしたか?」
ちょこちょこ振り返りながら三人でお喋りをしつつ会場に向かう時間が、まさに林間学校への道中!
そんなこんなで会場最寄りのバス停に到着。
そこはY路路になっていて、雰囲気あるお地蔵さんが——。
「この右の道ですね」
つばさくんに先導してもらい、三人でテクテク歩き始めます。
それにしても——めちゃくちゃ自然豊かだー!!
私の実家のある福島の田舎みたいな、緑豊かで空気が澄んで冷えたとても素敵な道。
そして——坂がキツイ!
三人で談笑しながらも、息がゼェゼェ。
それにしても、響さん林怪学校でも革ジャンに革靴なんだな!
豊かな緑を背景に、響さんの都会的でスタイリッシュなアンバランスさが際立っていて凄い存在感でした。
その後イベントが進行するにつれ、その存在感はさらに際立つ事となるのですが——。
1キロほど歩いていよいよ会場に到着!
これぞ林間学校の施設だ! という佇まい。
他の演者の方が見当たらなかったので施設の方に声を掛けると、一人だけ先に到着しているとのこと。
「おはようございますー」
Kikizteのヤナギサワさんだ!
今日のイベントではアーティスト名義の“Jobanshi”さんとして、カセットテープで音のインスタレーションを行う予定。
「ちょっと先に来て、川の音とか葉っぱの音とか採集して回ってました」
すごい、現地でのフィールドレコーディングを使うんだ!! インスタレーション絶対行きたいなー!! と興奮(注:私の出番とインスタレーションの時間は丸かぶりです)。
みんなで施設内を探索。
あの頃訪れた林間学校そのままの椅子や和室に、ワクワクが止まりません。
一通り回ったところで続々と演者が到着していきます。
よし、準備に取り掛かっていくぞー!!
BBQ交流怪
私の今日の行程は、BBQの調理作業サポート→怪談→ビストロの調理作業サポート→怪談→怪談というもの。
まずはBBQの準備に参加します。
こわキャン△の調理担当はハニトラ梅木さんと夜馬裕さん。
とにかくお料理上手なお二人のお手伝いが出来るのはとても楽しみ!
BBQ場まで、ガンジーさんが調理器具を載せた台車を引っ張るのを手伝ったのですが、なぜか急にガンジーさんがお父さんみたいな気がしてきて脳味噌がバグりそうでした。
初めましてだったのですが、余りにも自然にやりとりが始まったからかもしれません。
全員をあったかい気持ちにさせてくれる御仁、ガンジー横須賀さん。
さて私と、はおまりこさんで、夜馬裕さんのお手伝いにまわります。
「焼きそばの麺を洗っていただけますか? 麺についた油を落とさないと焼きそばは美味しくならないんですよ」
「そうなんですか! めちゃくちゃ勉強になる!」
夜馬裕さんの指示に従って洗ったり切ったり黙々と作業。
梅木さんの方でも、うえまつさんが薪割りをしてくれて火おこしをしてくれたり、皆さんそれぞれの役割を遂行していきます。
その中で「あれ? 薪、湿気っちゃってますね……全然割れない……」と、うえまつさんが言ってたのが聞こえた——気がする——うん。
焼きそばの下拵えが終わって、既に始まっている『BBQ交流怪』の様子を眺めます。
メイン怪談師はうえまつそうさんと、ガンジー横須賀さん。
作業中から思わず笑顔になってしまうくらい大きく元気な声で、お二人が掛け合いをしていました。
テーブルに座ったお客さまたちも、コロコロ笑って写真をいっぱい撮ってとっても楽しそう。
私もニコニコしながら、住倉カオスさんのコーヒースタンド「MoGAZ COFFEE」に向かいました。
今回コーヒースタンドでカオスさんが参加してくださるという、なんたる豪華さ!
ずっとカオスさんのコーヒーが飲んでみたくて、福岡で指を咥えていた私には願ってもない機会!
迷わずコーヒーをお願いしました。
丁寧にコーヒーの種類を説明しながらゆっくりコーヒーを淹れて頂いて、その間にオオタケが福岡から持参した激ローカルお菓子フレンチパピロをコーヒーご購入に来られたお客さまに配りつつ談笑しました。
すると、お渡ししたフレンチパピロを見て「な、懐かしい!」と仰るお姉さんが。
聞けば「実は福岡出身で……」とのことで、そこから福岡の心霊名所の話になったり、会話が弾んでめちゃくちゃ楽しかった!
持ってきて良かったフレンチパピロ!
君のこと、どんな立ち位置のお菓子か分かってなかったけど、そのお姉さんの印象では「お仏壇に備えてあるやつ」だそうです!
そうやったんかフレンチパピロ!
でもとっても美味しいフレンチパピロ!
そこに山の中から響さんがふら~っとやってきて、コーヒーを頼まれていました。
ホットコーヒーを片手に持っている佇まいは、とっても絵になる——けど、なんか——
「響さんがここにいる違和感がすごい!!」
そうお客様にストレートに言われちゃってました!
「僕……あんまりこういったロケーションに来ることがないんですよね……」
と、かまどの方で奮闘している演者たちの方にふわふわ歩いていきます。
「あの、何か……お手伝いしましょうか?」
「片手にコーヒー持って、何がお手伝いなんですかー!!」
梅木さんに盛大に突っ込まれ、会場にドッと笑いが起こります。
すごすごと退散する響さん、キュートでした。
そうこうしているうちに、まずは梅木さんのホットドッグが完成!
「みんな自由に取っていって食べてね~!」
梅木さん持参のガスバーナーで仕上げにチーズが炙られたこのホットドッグ、もうめっちゃくっちゃ美味しかった!!
思い出しながら今も、もう一回食べたい!
ビジュアルも良すぎて、お客さんみんなで写真を撮ってました。
ここでアクシデントが発生。
うえまつさんが仰ってたように薪が湿っていて、上手く火が付かず全然火力が出ない!
なので、焼きそばが作れない!
ということで急遽施設3階のキッチンに移動して焼きそばを作ることに。
オオタケ出番だ!!
キッチンで焼きそばを一生懸命作っていると、夜馬裕さんのところに響さんが近寄ります。
「夜馬裕さん、頑張ってください。僕は、何も出来ないですけど!!」
ほらー! みんながいっぱい色々言うからー!! 響さん開き直っちゃったじゃんー!!
——すみません、めっちゃ笑いました。
頑張って出来上がった焼きそばは、そのまま横の食堂で提供させて頂きました。
「オオタケさんも食べてくださいね」
とのことで食堂のお客さまに相席させて頂いて頂きました。
これもめっちゃおいしい!!
10月に樹海であったイベントでも、夜馬裕さんの作ってくれた焼きそばを食べてめちゃ美味しかったけど、今回は味付けや麺を洗うところからやっているから、また違った美味しさでニコニコでした!
相席させて頂いた席も、いつもお会いできると嬉しい方とずっとお会いしたかった方で、一緒にお喋りさせてもらえてとっても嬉しかったなあ。
ホール怪談会
さて、ご飯が終わったら『ホール怪談会』です。
食堂の反対側にあるホールでの、演者全員での怪談会!
前半後半で一時間ずつ、メンバーを入れ替えての構成です。
私は前半に出演。
おてもと真悟さん、うえまつさん、夜馬裕さん、響さん、オオタケ、梅木さんというメンバー。
登壇直前に主催のホームタウンさんから「1分怪談でお願いします」と業務連絡。
えっ?! 1分怪談やるの!?!?
一番最後に来た響さんに「1分怪談です」と伝えた時の驚愕のリアクションが忘れられません。
おてもとさんが進行役なのですが、梅木さんも裏回しをされるのでトークが盛り上がっちゃったり、面子が面子なので1分怪談だったり1分怪談じゃなかったりしながら楽しく出番が終了。
夜馬裕さんと私はすぐさまキッチンに舞い戻り、ビストロの仕込み開始です!
夜馬裕さんのメニューは「ポークストロガノフ」。
普段私も料理をしますが、それはあくまでも主婦の料理。
こんなお洒落なご飯を、60人前以上一気に作るなんて——とクラクラ。
私は一心不乱に玉ねぎスライスをし続けます。
凡そ20玉以上はスライスしたでしょうか——私こんなの、初めて!
しかし職業主婦&飲食経験者&フェススタッフ複数回経験ありのオオタケは、大人数でキッチンに入り、皆が自然と仕事を見つけて楽しく会話をしながらも、どんどん作業が回ってゆくあの環境が楽しい気持ち良すぎて——夢中になっているうちにホール怪談会を終えたはおさんも合流して、夜馬裕さんのお手伝いに回っていました。
「見てくださいよカオスさん」と、梅木さんの声が聞こえます。
「夜馬裕さんのお手伝いは女性陣で、こっちは僕とカオスさん……男二人ですよ? なんで!?」
ちなみに梅木さんのメニューは「スパイスカレー」で、なんとベースとなるスパイスの配合からされてたので、お手伝いしづらかったのもあるかもしれません!(わざとじゃないですよ!!)
お手洗いに行ったついでに『キャンプファイヤー怪談』を覗きに行きました。
前述した通り薪が燃えない為、急遽談話室での怪談会となったのですが、これがもうすごい盛り上がりで!!
お客さまも部屋からはみ出るほどの大盛況で、大きな笑い声や悲鳴が上がり、覗いている私にまでグルーヴ感が伝わってきます。
くう、観たいな~! と唇を噛み締めつつ、キッチンに戻るのだオオタケ!
ビストロ怪談
さて夜馬裕さんのポークストロガノフが完成!!
盛り付けも終わりました!
梅木さんのカレーも盛り付けに入っています。
配膳が始まったところで、続々駆け付けてくれる演者の皆さん。
「お手伝いします! 何しましょうか?」
ガンジーさんやおてもとさんを中心に、演者の皆さんがお客さまに直接サーブする豪華な配膳になりました。
お行儀よく全員揃うのを待っててくださったお客さま達に夜馬裕さんが
「そんな我慢しなくていいんですよ!! せっかくだからあったかいうちに食べてください!!」
と大きな声でお声かけして、いただけます!
私たち演者も後方で頂くことにしました。
わたしの向かいはうえまつそうさん。
一旦着席した後、う~ん、と考え込む表情。
「まだおかわり、あったりしますかね?」
「たぶんあったと思いますよ!」
するとニッコリして席を立つうえまつさん。
そして、戻ってくるとそこには——三倍盛りになった梅木さんのカレーが!
周りがどよめいていると朗らかな笑顔で、
「僕一食でお米2合食べるんですよ!」
たくさん食べるとは聞いていたけど——本当だったんだ!!
普段の食費のことなんかを話しながら、私たちもいただきます!
「おっ!!」
梅木さんのカレーを一口食べた瞬間、隣の席のつばさくんと顔を見合わせてしまいました。
め、めちゃくちゃ美味しい!!
「これ、完全にお店のカレーだ……」
そう言いながら、野菜が食べられないつばさくんが、野菜たっぷりの献立をもぐもぐ食べている!
でも、食べ方がなぜかぎこちなくて、気がつけば周りのみんなに見守られりながら、食べるつばさくん。
特にチビルさんが向かいで「ご飯食べるの初めて? 頑張って食べられるかな?」と励ましていました(笑)。
オオタケは夜馬裕さんのポークストロガノフが美味しすぎて美味しすぎて、一口食べるごとに多幸感に包まれていました。
皆さんがご飯をある程度食べた終えたころ、そのまま食堂で始まる本日のシェフたちによる『ビストロ怪談』。
ハニトラ梅木さん、夜馬裕さんのトークに盛り上がる会場に後ろ髪を引かれつつも、はおさんと私は次の怪談パート担当のため準備へ!
怪談話室
『怪談話室』は、林間学校の休憩所がある二階突き当たりの談話室で行われます。
皆んなで集まってお話をするのにちょうど良い、かわいい雰囲気のお部屋です。
ここは、はおまりこさんとオオタケの二人会!
はおさんと二人だけというのは初めてで、個人的に一番楽しみにしていたパートです。
喋りたい怪談いっぱいあるな、どのテーマにしようかな、が決まらないまま始まった怪談話室。
「自己紹介怪談って、あります?」
からの、せっかくなのでオオタケの自己紹介怪談をはおさんに聞いていただくことに。
自己紹介で語りすぎて麻痺してるのですが、なかなか癖が強めの怪談ながら、お客さまの反応も良く安心したところで、即「ラブホテルといえば、この間ちょうど聞いたお話があって……」とはおさん。
もう、その後はめくるめく怪談ラリー!!
話を聞いていたら「あっ、あの話したい!」となり、語れば「こんな話があって……」とテンポ良く返ってくる。
もう、楽しすぎる!!
途中お客様の入れ替わりがあったり、途中からどんどんお客さまが増えてきたりしつつ、あっという間に時間が終了!
はおさんともっといっぱい怪談話したい!
もっとずっとはおさんの怪談が聞きたい!
本当に素敵な時間でした!
終演後にお客さまと写真を撮らせていただいたり、お菓子をお配りしたり、お喋りできて嬉しかったです!
「よし、じゃあ一緒にお風呂入りましょう!!」と、バタバタはおさんとお風呂に向かいました。
「オオタケさんの怪談って、まっすぐ怖い! のイメージだったのでびっくりしました!」と、はおさんに言われて、普段のびのびやれる場所だと私が本来とても好きな「楽しい・愉快な・面白い怪談」が飛び出す率が上がるので、きっと楽しんでやれてたんだなあと、実感だけでなく客観視も出来て嬉しい気持ちでした。
あとで怪談話室を見てくださっていた方と自販機でばったりした時に「初めて拝見しましたが面白かったです!」と声を掛けて頂けたのもとても嬉しかった!
施設のお風呂は熱湯で、熱湯ラバーのオオタケとはおさんは大喜びで湯船にゆっくり浸かりました。
換気のために外気が中に入ってきてて、露天風呂みたいでめちゃくちゃ気持ちよかったです!
私たちの怪談会の裏で進行していたのが『呪物インスタレーション』。
会場はお昼のBBQ場向かいの建物(工芸室)。
呪物と怪文書が展示されている中で響さん、ホームタウンさんの語り、Jobanshiさんの音のパフォーマンスが楽しめるという豪華な空間。
これめちゃくちゃ行きたかったんだよなーー。
でもこちらに行ってしまうと、21時半までしか入れないお風呂を逃してしまうので、泣く泣く諦めました——。
談話室からサーキットされた方の写真を見させて頂いたりお話を聞くと、カオスさんも飛び入り参加されていて、雰囲気たっぷりでとても素敵でした。
次回はリベンジしたい!
さあ残すは夜のメインイベントだ!
ちなみにこのメインイベントまでの空き時間に、うえまつそうさんの生配信が林怪学校の現場から行われていました!!
豪華出演メンバーだったようなのですが、あとでその時の写真を見ていたら梅木さんが不可思議なビジュアルだったので、是非チェックしてみてください!
怪談百物語
施設の消灯時間は夜22時。
廊下や談話室や食堂などの電気が落とされ、真っ暗になります。
そんな施設内が暗闇に静まり返った中始まるのが、夜のメインイベント!
『怪談百物語』です!
皆で2階の大きめの和室に集合します。
「座布団なくてお尻痛くなっちゃうから……お布団敷いちゃいましょうか?」
そんな一言で部屋中に敷かれる敷布団!
その上に集まる演者とお客さま——こんなのもう、林間学校の夜じゃん!!
このシチュエーションでガチで百物語をやろうっていうんだから、これぞ「林怪学校」です。
ここで、ホームタウンさんから貴重な助っ人が呼び込まれます。
出演者には記載がなかった、沫さんだー!!
沫さん、そのキュートでお洒落な印象からは想像がつかない「千話以上怪談を語れる」というハードコアな天才で、ここにきてなんとも心強い!
一度に6~7名の話者で1ターン10話ほど、休憩を挟みまた10話——といった形でスタートしていきました。
チビル松村さんがMacBookで怪談を数えてくれていて頼もしいです。
途中にはオープンマイクでお客さまの怪談が聴けるターンも嬉しい!
オオタケは15年以上毎年百物語をやっていて、自分主導の百物語だと大体四時間で終わるようになりました。
とにかくクイックに、間髪入れずにをモットーにやっています。
今回「みんなでやる百物語」に混ぜてもらってすぐに思ったのが、「えっ、めちゃくちゃ怖い話の連続なんだけど!? しかも皆きっちり尺とって話してる」でした。
集まる人や主催する人によって百物語も全然色が違うんだな——と、めちゃくちゃ勉強になりました。
オオタケは最初は様子見しましたが、なるべく短い話や、ファニーな話を多めにさせていただきました。
隣にいるうえまつさんのお話の繋ぎ方がめちゃくちゃ上手くて心が震えました。
あと、どの出番を見てもずっとうえまつさんが、演者側の端っこに座り続けていてその体力気力根性にも震えました。
個人的に一番頑張ったのは、ラスト一個前のパート。
「最後は夜馬裕さんに〆てもらうとして、その前になるべく話数を稼ぎたい」ということで、皆で20話以上語りました。
個人的に不可思議だなあと思っている実体験を話したら、チビルさんがアンサーをくれてしっくりすっきりしました!
チビルさんの語るお話、どれも面白かったなあ。
百物語の最後のパートは、帰りの飛行機の関係で朝7時前に施設を出なければいけなかったのでお休みして、帰りの準備に向かいました。
廊下で始発で帰るおてもとさんとすれ違って、「本当に……お疲れさまでした!」と、「お互いずっと動いている姿を見ていたよ」の気持ちがこもりすぎた挨拶を交わしてお別れしました。
百物語が終わって巻き起こっているであろう拍手が遠くから聞こえる中準備をし、15分だけ横になって一息ついて、ホームタウンさんからのモーニングコールで下に降りました。
ホームタウンさんは主催としてもずっと気配りをしてくれつつ、百物語では倒れそうになりながら唐突に怪談を語る姿を見せてくださいました。
本当に、本当にお疲れさまです!
11月10日(日) 天気曇り
7時発のメンバーで車に乗せて頂いて、バス停まで歩いているみんなを追い抜きつつ眺めながら「大型イベントのこの帰りのタイミングがみんなバラバラなのがさみしいんだよなあ……」とぼんやり考えていました。
でも今回の大人の林怪学校は『現地集合・現地解散』のイベント。
わくわくや、切なさも込み込みの、大人のイベントなんじゃないかなあと思います。
大人になって、同じものが好きな人達みーんなで集まって過ごせる一日なんて、本当に本当に貴重なものだと強く思います。
いくらめちゃくちゃ楽しくても、また今度全く同じメンバーで集まれる確証も、ないから。
お声掛けくださった主催・スタッフの方々、共演出来た皆さん、そしてお会いできたお客さま達と一緒に過ごせたことを、大切に大切に心にしまって帰ろう、と思っていたらまるっと一日怪談漬けで興奮しすぎてしまい、その後17時に福岡の自宅に帰るまで一睡も出来なかったオオタケなのでした。